生きているってどういうこと
と鳥に聞けば 世界の空を高く飛ぶことさと答えるだろう 生きているってどういうこと と木に聞けば 一か所に根を下ろすことさと答えるだろう 生きているってどういうこと と川に聞けば 一番荒々しい自由を見つけることさと答えるだろう 生きているってどういうこと と虹に聞けば 地球のまわりに美をかけることさと答えるだろう 自然界のすべてのものはみんな眩しいばかりに生き生きとして 創造主がなぜ 彼らを各々の場所に配したのか明快に物語っている 生きているってどういうこと とあなたに聞けば あなたは何と答えるだろう… そして 生きているってどういうこと と私に聞かれたら 私は迷わずこう答えよう 愛することだと ☆お写真は、友人の写真家黒木一明さんの南アフリカナマクワランドの「神々の花園」から 国境なき医師団に入って、「世界中の病の人々を救いたい」と言っていた息子は, 「生きていることについて」という論文を高校生の頃書いた。 医者になった今も、その気持は変わらないのだろうか・・・。 #
by daybreak-of-gaia
| 2012-09-15 16:21
| こころのおと
(お写真byみこ)
『・・・ここまで魂をぎゅうっと抱きしめてくれるようなお相手がいたら、 何も言えないな(立ち入れないな)というか、 その想いの強さや尊さにはかなわないな、って思いました・・・・ と同時に・・・素晴らしい言葉をみこさんに伝えても、 その存在で、みこさんを縛らないでよ、 ちゃんと実物の生身でみこさんを抱きしめてよ、 とも思ったのも本音です・・・・』 朝一番のお便りは、魂の友から(私とは一回り以上も年下の若い女性) そしてこのくだりに、私は一瞬身も心も奪われた。 言い得て妙・・・(笑) 確かに、抽出されたような魂や精神の結びつきに、どこか翻弄されている私がいるのかもしれない。 でもそれも「あるがままのわたし」 しばらくはこの言葉に想いを深めながら、水面を漂いたいと想います。 ありがとう! あなたとはやはり前世で出逢っています☆ #
by daybreak-of-gaia
| 2012-09-12 10:32
| こころのおと
青葉のきらめく木々の彼方に透ける蒼空は、いつまでも暮れないと想っていた。
わたしの中の細胞は、いつまでもあなたを想って生まれかわっていると信じていた。 ひとり子育てをしながら、自立したいとひたすら前ばかりをみて仕事をしていた時、 落葉が舞い散りながらわたしの道にさしかかっても、旅に出ては自分を見つめ、 満ち足りた想いが溢れ、限られた時を意識することはなかった。 ある朝、辺り一面に霜が降りた時、しばらく、自分の影が深い時を刻んで、 地上に刻印されたのを感じた。訪問者が静かに扉をたたいたのである。 女は(男のひとはどうなのかしら。一度尋ねてみたい)常に自分の若い時、 といっても、4,5年前の自分の面影をいつもとどめていて、ふと鏡をみたり、 その頃の写真をみては、こんなはずではないと愕然とするという。 まさしく今の私である(笑) でも・・・若い時の尖った神経がまるくなって、明け方の胸の痛みも消え、 美しいものが近づいてくる時の鈴の音が聞えるようになるのも、もうすぐかもしれない。 それはすべてを受け入れた時、きっとわたしにとって輝く最後の季節になるにちがいない。 あけがたに、生まれたばかりの嬰児をかたえに、 やさしいサフラン色の娘は横たわっている。 その娘を生んだ私の日が、まだ昨日のように絵の中にあるのに、 その額ぶちはいつの間にか空虚になっていた。 母子像の波打つ髪は、いま娘の上にある。 額の外から皺の多い手をさしのべている老いた天使は私だ。 いつの間にか来ている老いというのは何だろうか、 老いとは、時間にめざめる事ではないのだろうか。 上記は私の敬愛する詩人、永瀬清子さんの詩の一節です。 #
by daybreak-of-gaia
| 2012-09-10 09:44
| こころのおと
はじめに・・・
2011年7月6日より止まっていました、この「かぜのおと」、 また少しづつですが、綴っていきたいと思っています。 FBで繋がった大好きなお友だちの皆さん(少数限定です 笑) どうぞよろしくお願い致します。 *************** あなたの好きな色 感じる色 触れたい色 探している色 やるせない色 目が離せない色 思い出す色 偽らない色 あなたを感じる色 偶然だといいたい色 奇跡だと気づく色 私は時々、大切なひとたちを色に例える。 そのことはとりもなおさず、自分の色を見つけることなのかもしれない。 私が「蘇芳の赤」に惹かれるようになったのは訳がある。 ある人の本を読んで染色をやりたくて、それから後、綾町で藍を建てる友と出逢う。 赤の染料の中でも蘇芳は、遠くインド、マレーシアから送られてくる。 我が国にはない染料であるが、この樹の芯材を炊き出すと南国の不思議な香りと熱気が立ち込め、 赤の精気に酔うようだ・・・濃い臙脂から真紅、葡萄茶(えびちゃ)、偽紫(えせむらさき)と、 蘇芳は焙煎によってさまざまに変化する。聖女から娼婦まで女の変貌する姿そのものであり、 私はそれから蘇芳を「魔性の赤」と名付けた。 なぜこの「蘇芳の赤」に惹かれるのか? それは、私が新たな生き方を余儀なくさせられた33歳の時、縁あって「蘇芳の赤」に出逢ってしまったから。 裕福でしなやかな主婦の座は彼方に消え、女として内面に潜行せざる得なくなった時、 私は蘇芳の赤と対峙し、生きる証としてこの色に憑かれてしまった。 私の大切な友が教えてくれた。 三位己上の妻子及び四位五位の妻は並に蘇芳色を服することを聴す・・・と。 これまで決して身に着けることはなかった色だけれど、 今、わかったことは蘇芳の赤は私の現身の色だということ。 そしていつの日か蘇芳で染めぬいた着物を着たいと・・・強く想った。 #
by daybreak-of-gaia
| 2012-09-08 20:49
| こころのおと
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